【訃報】神足茂利さんの死因・急性硬膜下血腫になった原因!日々のダメージの蓄積か?

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プロボクシングの東洋太平洋、日本スーパーフェザー級5位・神足茂利(こうたり しげとし)さんが、2025年8月8日午後10時59分、急性硬膜下血腫のため東京都千代田区の病院で亡くなりました。

28歳という若すぎる死に、多くのファンや関係者が深い悲しみに包まれています。

神足さんは8月2日に行われた東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋同級タイトル戦で12回フルラウンドを戦い抜きました。

判定1―1で引き分けで死力を尽くした12回戦の末、判定は三者三様の引き分けで惜しくも王座獲得はならなかったものの、そのファイトは多くの観客の胸を打ちました。

しかし試合後、意識を失って救急搬送され、懸命な治療もむなしく帰らぬ人となりました。

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神足茂利さんの訃報の詳細

神足茂利さんは、試合後の控室で突然意識を失い、救急搬送されました。

ボクシング東洋太平洋・日本スーパーフェザー級5位にランクされていた神足茂利さん(M・T)が8日午後10時59分、急性硬膜下血腫のため入院していた東京都千代田区の病院で死去した。28歳だった。2日に東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋同級タイトル戦で12回フルラウンドを戦い抜いて判定1―1で引き分け、試合後ドクターチェックを受けている最中に意識を失い、救急搬送された病院で開頭手術を受けていた。Yahoo!ニュース

診断は急性硬膜下血腫。

これは脳を覆う硬膜と脳の間に出血がたまり、脳を圧迫する極めて危険な状態です。即座に開頭手術が行われたものの、意識が戻ることはありませんでした。

日本ボクシングコミッション(JBC)は、9日未明にプレスリリースを発表し、「謹んでご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を表明。

ファンや関係者からはSNSを通じて、「信じられない」「最後まで勇敢だった」といったコメントが寄せられています。

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神足茂利さんが急性硬膜下血腫になった理由とは?

急性硬膜下血腫は、交通事故や転倒、そして格闘技などによる頭部への強い衝撃が主な原因であると考えます。

ボクシングは特に頭部への打撃が避けられない競技であり、選手たちは日々そのリスクと隣り合わせで戦っています。

今回の神足さんのケースでも、試合や練習過程でのダメージが重なった可能性があります。

ここからは、なぜ神足さんがこの病気を発症してしまったのか、考えられる理由を3つに分けて見ていきます。

  • 試合中の強い衝撃による脳血管損傷
  • 累積的ダメージの影響
  • 症状の遅延発症による発見の難しさ

1つずつ細かく見ていきたいと思います。

試合中の強い衝撃による脳血管損傷

急性硬膜下血腫の最大の原因は、頭部への強い衝撃の可能性が考えられそうです。

ボクシングではグローブ越しとはいえ、繰り返しパンチが頭部や顔面に入ります。

特に今回の試合は12ラウンドをフルに戦い抜く激戦で、後半には両選手とも消耗が激しく、防御反応が遅れる場面も見られました。

脳は頭蓋骨の中でわずかに動く構造を持つため、強い揺さぶりによって脳表面の静脈が切れ、出血を引き起こすことがあります。

累積的ダメージの影響

ボクサーは日々のスパーリングや試合で、軽い脳震盪を何度も経験します。

これらは回復可能な範囲のダメージでも、蓄積されることで脳血管や膜が脆くなる可能性があります。

神足さんは今回の試合前、世界王者・中谷潤人選手とも約30ラウンドのスパーリングを行っており、激しい練習を積んでいました。こうした準備過程での衝撃の蓄積も、発症リスクを高めた一因と考えられます。

症状の遅延発症による発見の難しさ

急性硬膜下血腫は、衝撃直後ではなく数時間〜数日後に症状が出る場合があります。

試合中や直後はアドレナリンの影響で本人も異変に気付きにくく、周囲も通常の疲労と判断してしまうことも考えられそうです。

神足さんも退場後の医務室までは自力で歩いており、その後に突然意識を失いました。

発症のタイミングが遅れたことで、結果的に致命的な状態まで進行してしまった可能性があります。

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神足茂利のプロフィール

  • 名前:神足 茂利(こうたり しげとし)
  • 生年月日:1996年9月2日(享年28歳)
  • 出身地:愛知県名古屋市
  • 身長:178cm
  • スタイル:右ボクサーファイター
  • アマ戦績:73戦50勝(5RSC)23敗
  • プロデビュー:2019年10月(M・Tジム所属)
  • プロ戦績:12戦8勝(5KO)2敗2分け
  • 経歴:瀬戸北総合高→日本大学。小学校時代はサッカーGKとして活躍。中学からボクシングを始め、名門日大で実績を積んだ後、プロ転向。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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まとめ

神足茂利さんの突然の死は、ボクシングという競技の厳しさと危険性を改めて浮き彫りにしました。急性硬膜下血腫は発症すれば命に関わる重篤な病気であり、特に頭部への衝撃が多い競技では、試合後の迅速なチェックや観察が不可欠です。

神足さんは最後まで全力で戦い抜き、その姿は多くの人の記憶に残り続けるでしょう。

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